先日、ステップアップ研修②沢登り単独行デビュー研修を行いました。
今回の研修場所は、粟立川左俣です。

まずは出発前の打ち合わせ。

今回は「単独行デビュー研修」ということで、地形図と遡行図を頼りに、各自時間差でチェックポイントに向かいます。
地図で指示された3か所のチェックポイントで全員合流する以外は、ひとりで沢を歩きます。

種平小屋に到着。
準備をしてひとりずつ沢に入ります。

ところで…

沢をひとりで歩くと、集団で歩くよりもかなり疲れます。
登山道では、集団で歩く時もひとりで歩く時も、だいたい同じ場所(整備された「道」)を歩きます。
しかし、沢を歩く場合、はっきりとした「道」がないことが多い(人が多く入る沢筋の場合はしっかりトレースが残っていることもあります)ので、集団の場合、一番最初の人が歩きやすいルートを選びながら歩き、後ろの人たちはその後ろをついていきます。
ひとりで歩くときは、歩きやすそうな場所を選びながら歩くことになります。(地図を頼りに)
うっかり登山道を歩く感覚で歩いてしまうと、慣れないうちは石や木の隙間に足を取られて、思いのほか体力を消耗してしまうことになります。
(無我夢中で歩いてるうちに、疲れきって動けなくなってしまうことも)
また、明確な目印が乏しいので、慣れないと目印を見落としてしまうこともあります。
冷静で的確な状況判断(言うは易く行うは難し、です)とペース配分が大事だな、と今回の研修では感じました。

二つのチェックポイントで合流した後、今ルートの目玉である4段30mのナメ滝を登ります。

下の2段はノービレイで登り、上の2段は一段ずつ確保しながら滝を越えます(横から巻けば、確保なしで登れるんですが)
じっくり滝の下からおのおの自分が登れそうなルートを確認し、登ります。
登ることが好きな人にとっては、一番楽しい時間でした。

滝を上り詰めたあと、3度目の「単独行」。
沢筋が入笠山登山道と交差する地点まで上り詰めます。
ここでいくつかトラブルが発生しましたが、みんな無事にチェックポイントに集合することができました。
ほっと一息です。

最後はおのおの登山道を種平小屋まで下山し、車で事務所まで戻って研修は終了です。
今回はあんまりずぶぬれにならずに戻ってこれました。
さて次回のステップアップ研修は、どんな研修になるでしょうか。
(Written by Berry)